台湾茶の種類 ~12選~

"お茶葉の種類"

台湾の魅力の一つであるお茶

台湾旅行のツアーでは必ず組み込まれてるのがお茶屋さんです。

しかし、お茶の種類がありすぎてよくわからないという人もいるかと。

そこで今回は代表的な台湾のお茶(12種類)を簡単にご紹介します。

これを読めば、現地でも迷わず効率的にお茶を選べるはず

台湾茶(12種類)の『名前・味・産地』を紹介

高山茶タカヤマチャ

高山茶は台湾中南部が代表的な産地。

海抜1000m以上の高山で生産されています。

味・香り

軽やかな風味と金木犀に似た香りを持ち、茶湯は濃い黄金色

凍頂烏龍茶トンティエンウーロン

台湾中部の南投県にある凍頂山一帯が産地。

台湾の代表的なお茶です。

味・香り

発酵度が上がるにつれてフルーツのように華やかで深い香り

緑茶に似て黄緑色

東方美人茶トンファンメイレンチャ

主に新竹や苗栗の山間部で栽培。

味・香り

発酵度が比較的高く、蜂蜜のような甘みのある紅茶に似た味

茶湯はきれいな澄んだ深いオレンジ

包種茶パオツォンチャ

清国時代から栽培。

台湾北部の新北市坪林と台北市文山が産地です。

味・香り

発酵度が低い

緑茶に似た味わいで、爽やかなリラックス効果の高いお茶

鉄観音茶ティエクワンインチャ

台北郊外の木柵が産地

台湾の生産量は減少傾向にあります。

味・香り

濃厚な味わい

甘く爽やか香りの黄金色のお茶

金萱茶キンシュエンチャ

台湾中部の高山地域で栽培。

1980年代に品種改良によってできた新種です。

味・香り

軽発酵で、ミルクのような甘い香りが特徴

さっぱりとした明るい琥珀色のお茶

蜜香紅茶ミーシアンホンチャ

花蓮県南部の瑞穂エリアが産地。

東方美人茶と同じくウンカが噛んだ茶葉を使用しています。
※ウンカ:小さな虫

味・香り

濃厚で成熟したフルーツや蜂蜜のような甘い香りが特徴

琥珀色で、渋みのないマイルドな味わい

紅烏龍茶ホンウーロンチャ

台湾東部の鹿野で栽培してる新種目

烏龍茶の中で最も紅茶に近いお茶です。

味・香り

高発酵のお茶

琥珀色で深みのあるフルーツのような香りが特色

港口茶ガンコウチャ

台湾最南端の屏東で栽培

生産量が少なく、貴重なお茶です。

味・香り

苦みと渋みを感じるお茶

海に近いせいか塩っぽい香りもする

龍井茶ロンチンチャ

台北近郊の三峡で生産

日本の緑茶と製造が異なる緑茶です。

味・香り

胃への刺激が少なく、すっきりとした飲み心地

日月潭紅茶ズーユエタンホンチャ

台湾の中央部、日月潭で育った紅茶です。

台湾の紅茶は日月潭周辺の試験場で、日本の新井幸吉郎氏が開発したもの。

味・香り

フルーティー香りと、飲むとミントのような爽やかな香りが楽しめる

美濃茶メイノンチャ

高雄市郊外の美濃で栽培

味・香り

フルーティーな香りとコクのある味が特色

まとめ

”お茶と急須の写真

これまで述べたように、台湾には各地の風土に適したさまざまなお茶があります。

以上、台湾のお茶12選の紹介でした。

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【台湾に行って自分好みのお茶を見つけるのも楽しいかも。】